身上書は主にお見合い結婚で交わされる自分や家族のプロフィールのことです。

最近は恋愛結婚も増えてきて、結納や身上書のやり取りは省略されることもありますが、必要そうなら準備して渡しましょう。

身上書の内容は、住所、本籍地、生年月日、学歴、職歴、家族構成、健康状態、趣味、特技、資格、生活信条、宗教などです。

相手との関係によって必要な情報を載せましょう。

家族の生年月日、住所、勤務先などを付け加えた方が安心してもらえることもあります。

身上書をやり取りすると、お互いのことを知ることができるだけでなく、相手の家の反応も探ることができます。

中には学歴、家柄、職業などに異様なほど執着する人もおり、結婚後にチクチクと言われて苦労する人もたくさんいます。

やましいことは何もないのに、身上書の段階で色々と苦言を呈してくるような義理実家なら、結婚してからも苦労の日々を送るようになると思っておいた方がいいでしょう。

自分の子供から相手家族の情報をよく聞いている場合や、何度も実家に行き来している関係なら、特に身上書を求めず、恋愛結婚を祝福くれる場合もありますし、それは家族ごとにそれぞれです。

必要ない雰囲気なのに自分の方だけ持参するのも仰々しいですし、本人や親兄弟の戸籍謄本を見せ合うだけの場合もあるので、お互いの家族に了解を得つつ、自分たちに一番いい方法を見つけるといいでしょう。

恋愛結婚の末、幸せを掴むことができたカップルが身上書を記すことにより、両家の安心感を得ることが見込めます。

ここ数年は調査の度合いを真剣に話し合うような内容も見直されており、離婚など万が一起きうる状況を前向きに検討しておくことが必要なのです。

対象となる人に許可をとるという行動も今後はますます重要となっていくことから、大事な書類を記入する際にはプライバシーの観点をまずは確認しておくことが大事になってきます。

依頼する方がどういった心情であるかを今一度確認して、本格的な調査へ挑んでいくことが重要なのです。

それから恋愛における結婚は当人どうしの同意が得られたという部分が大きいので、周囲は見守るといった姿勢を見せておくことが賢明です。

身上書を強制して書かせるという部分は疑問が残る点も多々あるため、リアルタイムに状況を見据えながら正しい選択をその際実行に移していくことが重要です。

また結婚に至るまでのスケジュールにも関心を注いでいくことにより、両家の距離が徐々に縮まっていく方向性も出ていくので、率先して行える内容は着実に実行に移していく部分が大事なのです。

常にベストを尽くしていく姿勢が重要となってきます。