息子や娘が選んだ相手ならきっとよい人だから何も言わず賛成したいと思うのも親心ですが、その反面実はあまりよくない人に騙されているのではないかと不安になるのも親としては当然の感情です。

そうした場合不安をかかえながら結婚へ進んでいくのは精神的にもあまりよくないことです。

そのため最近では特に親御さんが息子さんや娘さんの結婚調査を依頼するケースが非常に増えています。

やはり結婚は本人同士だけがよければよいというものではなく、どうしても親族などとも付き合いが始まります。

ですがこのようなことはあまり面と向かって根掘り葉掘り聞くのも難しいですし、またあるいは相手の女性や男性の素行、たとえば異性問題や金銭的なトラブルなどをかかえていないかなど、本人に聞いたところで決して正直に答えるはずのないようなことなどをしっかり第三者に調べてもらうことで解決したいと考える人が多くなっているのです。

実際に籍を入れ結婚生活が始まってから問題が露見しても今度は離婚にかなりの手間と時間がかかります。

ですので、後悔のない結婚をさせるために、大切な息子や娘の結婚相手などについて信頼できる興信所などでしっかり調べてもらうということは決して特別なことではないのです。

個人主義が主流の現代とはいえ、大切な娘や息子を思うと、すぐに同意しかねる場合もあるもの。

結婚調査費用は、調査方法によって数万円から百万円を超える場合まで、とても幅が広いです。

価格は高ければいいというわけではなく、多くは配属する査員の人数や機材数・車両数などによる違いです。

大手は宣伝広告費や所有している相談事務所の維持費用などの経費、事務所運営していく上での経費が多く、逆に小規模の業者は依頼料は割安であるという傾向はあります。

◆調査方法の違いによる特徴と相場「時間料金制の調査」は、短期間で結果が出そうな場合には安価になるケースが多いです。

長時間の調査では割高になることや、時間内に結果が出なかった場合に注意が必要です。

(平均1~3万円/h)諸経費等がコミになった「パックプラン制の調査」は、平均50~120万円です。

割安な設定も多い一方、調査結果がすぐ出そうな場合には割高になることもあります。

「成功報酬型の調査」は、平均80~150万円です。

結果が出なければ費用の発生はありませんが、何をもって結果がでたとするかのすり合わせミスによる納得できない結果への成果報酬の支払いや、追加料金による予想以上の高騰などのリスクもあります。

依頼する際は、相手の名前や住所、職業や職場の住所、余暇の過ごし方や行動範囲など、事前に出来るだけ確認しておき、結婚調査を依頼する時に興信所へ伝えることが大切です。