子供のころには、大人になれば自分の両親のように、いつかはいい人を見つけて結婚をすることになるのだろうと思っているものです。
家族と一緒に過ごすのが当たり前の子供時代には、いずれは自分も同じように家族を持つことになるというのをなんとなくわかっているからです。
しかし、現実的にはどうなのでしょうか。
適齢期と言われる年齢になっても結婚をしていない人はたくさんいます。
相手がいなくて出来ない人もいれば、する必要がないからしない人もいます。
そして、自分はその気になっていたとしても、相手がその気になってくれないためにすることが出来ない人もいます。
結婚に対する意識調査の中でも、男女で統計を取ってみると、その意識の違いがわかるので、男女の考え方の違いが判るでしょう。
まず男性の意識としては、寂しいからとかというのが一番の理由になっています。
そして女性の意識としては、子供が欲しいからというのが一番の理由です。
女性は子供が欲しいと願っているためにすぐにでも結婚したいと思っていたとしても、男性はまだ子供が欲しくないと考えていれば、踏み切ることが出来ないでしょう。
働く女性が増えてきてはいますが、実際には一家の大黒柱は男性で、女性は基本的には家事をするようになり、その傍らでパートに出るという家庭がほとんどです。
男性は、一家の大黒柱として、家族を守っていかなければならないという意識がありますので、今の自分が家族を持ったとしても、守っていくことが出来るのだろうかという不安があるでしょう。
そういった不安を抱えていれば、一歩踏み出すことが出来ませんので、先延ばしになっていくことになります。
交際期間が長くても結婚できていない人はたくさんいます。
その原因が、男女の意識の違いが原因ともいえるのです。
男女間の意識の差がなくなっていくことになれば、家族になろうという意識が芽生えてくるようにもなります。
その意識の差を埋めるためには、お互いの考えを理解することも大切です。
自分の考えばかりを押し付けようとすれば、その意識の差を埋めることはできないでしょう。
お互いのことをどれだけ考えることが出来るかによって、二人の将来が決まってくるようになります。
早く相手と一緒になって家族になりたいのであれば、相手がどういう意識を持っているのかを知るようにしなくてはなりません。
そうすれば、どうすればいいのかがおのずと見えてくるようになってきます。
